4月のオススメ
新しい年度が始まりました。ここ数年は3月末には桜が咲き誇っていましたが、今年はようやく咲き始め。寒い冬が続いていたことを象徴していますね。それでもそのおかげで、昨日の爆弾低気圧で花が散ることもなく、新学期のスタートには、ちょうどよく咲いていることでしょう。今年度もおひさまぶんこは、毎週水曜日の午後、皆さんをお待ちしています。今年度は、新企画も考えておりますが、それはまたの機会にご紹介します。
今月は3冊の絵本をご紹介します。

「これもえんです」 舟崎克彦文 橋本淳子絵 文渓堂
「これからえんにいく」「これからえんにかえる」。「ぼく」とどうぶつたちのちょっとしたえん違いで、幼稚園に行き、楽しくなってしまった動物たち。でも事は楽しいだけでは終わりません。やがて大騒動に…
予断を持たずに、素直に受け入れる子どもと、心配が先立って物事が見えなくなってしまう大人を鮮やかに描き分けている感じです。ラストシーンは、にっこりするとともに、ちょっとじわっときてしまいました。幼稚園に通っているお友だちにも、幼稚園に通っていたお友だちにも、楽しんでもらえる本だと思います。すでに絶版になっている本なので、小さい画像しか探せず、ちょっと見にくいですが、おひさまぶんこで実物を読んでいただきたいと思います。

「きんのたまごのほん」 マーガレット・ワイズ・ブラウン作 レナード・ワイスガード絵 わたなべしげお訳 童話館出版
今年は4月8日にイースターを迎えます。イースターといえば、たまご!この作品はキリスト教関係の本ではないようですが、表紙のたまごはいかにもイースターエッグという感じがしますし、お友だちとの出会いのこの季節に最適な本だと思います。
ひとりぼっちのうさぎは、ある日たまごをみつけます。中からは何だか音が聞こえます。想像を巡らしながら、あの手この手でたまごの中身を探ろうとします。さて、中から出てきたのは…
大きなサイズの絵本、インパクトのある表紙。ほんわか温かい言葉、何できんのたまご?…深い意味を考えるとちょっと難しいのかもしれませんが、お話はわかりやすいので、小さいお友だちでも楽しめると思います。

「くまのリッキーとにじいろのたまご」 ジョナサン・ウィルソン原作 みなみななみ文 グラハム・フレミング絵・作 イーブック出版
おひさまぶんこの新刊です。こちらはイースターエッグのお話しです。2011年春、地震と津波の被害を受けた南三陸町の海岸に流れ着いたくまの人形は、胸に虹色のたまごを抱いていました。東日本大震災の被災地で実際にあった出来事を題材に、描かれたこの作品。人形の持っているイースターエッグが、キリストの復活の希望を表す小さな光となりました。震災から1年を経た今、もう一度あの時に立ち返って、復興への確かな希望を確認したいと思います。被災地支援を続けているクラッシュ・ジャパンの活動についても紹介されています。

ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません