おひさまぶんこスタッフのおすすめ!2018.12
「きかんぼねずみのクリスマス」
いまむらあしこ作 こいずみるみこ絵 女子パウロ会
「きかんぼねずみのクリスマス」の本を読みました。「クリスマス」というと大人も子供も讃美歌・ご馳走・サンタクロース・プレゼントという言葉を思い浮かべるでしょう。まだ子供が小さくサンタクロースを信じていた頃、その夢をかなえるべくプラモデルの戦車を夜通し作っていたことを思い出します。
子ねずみは無意識に遊びに夢中になって結果いたずらをした、それに比べて大人のそれは本当に無意識なのか、それとも故意だったのか考えさせられる。唯々人間の思い、出来事にばかり気を取らればたばたと時を過ごす毎日。
絵本を読んで改めてクリスマスの本当のこころに気付かされました。優しさ、思いやり、愛のこころをです。
大人向けの説教より老いた心には子供向けのお話しの方が心にしみます。