おひさまぶんこスタッフのおすすめ!2018.8

本の紹介


「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」

くさばよしみ編 
中川学絵 
汐文社

大統領というと、立派な服装をして、立派な家に住んでいると、だれでも思うでしょうけれど、この本に出てくる大統領は、農場で野菜を作り、鶏の世話をして、質素な暮らしをしているので、「世界一貧しい大統領」と呼ばれました。

ある時 地球の環境問題を話し合うための国際会議が開かれた時の事、各国の 代表が 次々にこの事について意見を述べた後、この大統領のスピーチの番になりました。
この本は 大統領のスピーチを、子供にも解り易くした本です。

なーんだ、物語じゃないの。スピーチって つまらない、難しそうと、思わないで、本を開いてください。

私達は、豊かに暮らしたい、幸せになりたいと、そのためにお父さんお母さんは一生懸命働きます。お金をもらって、美味しい物、欲しい物を買う。これが幸せだと思いますよね。

幸せってなんだろう。豊かさって なんだろう。
この本を、読んだ後 考えさせられますよ。