2017年1月のオススメ本

本の紹介

 新年あけましておめでとうございます。
 今年もおひさまぶんこをよろしくお願いいたします。

 さて、2017年最初のオススメは、今年の干支、とりにちなんだ絵本を2冊ご紹介いたします。

 「ちゃぼのバンタム」  ルイーゼ・ファティオ作 ロジャー・デュボアザン絵 乾侑美子訳 佑学社

 ちゃぼの好きな農場主の奥さんが、にわとりのたまごの中にこっそり忍ばせたちゃぼの卵。他の卵たちと一緒に孵ったちゃぼはバンタム(ちゃぼ)とそのまんまの名前をつけられ、始めから仲間はずれ。「役立たずでいらないもの」のレッテルを貼られて、揚げ句の果てには売られてしまうことに…その日の早朝、農場で大事件が起こります。
 ちょっと長いですが、わかりやすいストーリーです。ページをめくる毎に、モノクロとカラーのイラストが交互に登場し、惹きつけられます。
 出版社の佑学社はすでになく、別の出版社からも復刊されていないようです。ぜひおひさまぶんこでお読みくださいね。

 「ととけっこう よがあけた」 こばやしえみこ案 ましませつこ絵 こぐま社

 一度聞いただけで覚えてしまう、「ととけっこう」のわらべうた。ましませつこさんの暖かなイラストがとてもお似合いです。巻末には楽譜もあります。歌いながら、お子様に読んであげていただきたい本です。
 おひさまぶんこでも、小さいお友だちが参加するおはなし会の時に、このわらべうたを歌います。「おはよう!」と隠れていた動物が顔を出すと、お母さんもお友だちも大喜びです。

 
 おひさまぶんこには、「にわとり」や「めんどり」に関する絵本は、あまり多くありませんが、小鳥、あひる、ペンギン等々、いろいろなとりの絵本があります。ついでに、あやとりやしりとりの本もありますので、スタッフにお尋ねくださいね。