8月のオススメ
夏の始まりは、冷夏を思わせるようなお天気続きでしたが、ここにきて猛暑が続いています。夏休みを楽しくお過ごしのことと思います。
小学校のお子さんは、「夏休みにはたくさん本を読みましょう!」等と課題が出ているのではないでしょうか。おひさまぶんこには、いわゆる「課題図書」とされている児童書は、置いていません。限られた条件の中で、たくさんの課題図書を揃えることが難しいからです。でも逆に、皆さんから「この課題図書は、とても良かった!」「おもしろい本を見つけた!」等と、教えていただければ、とてもうれしいです。課題図書に限らず、出会ったすてきな本たちをご紹介いただけるとうれしいです。
さて、今月のオススメですが、リオ五輪も始まったので、ブラジルにちなんだ本を…と探したのですが、おひさまぶんこの蔵書では見つけられなかったので、夏の定番「おばけ絵本」を2冊、ご紹介しようと思います。」
「おばけなんてこわくない」 中川ひろたか文 村上康成絵 童心社
ご存じ、ピーマン村の絵本たちシリーズ、かなりインパクトの強い表紙…これですでに相当恐い!夏の風物詩、キャンプファイヤー、そしてきもだめし。さて何が起きるでしょう。園長先生の愛すべきキャラは、いつもどおりですが、ひろみ先生もなかなかのキャラです。
「おばけ、ネス湖へいく」 ジャック・デュケノワ作 おおさわあきら訳 ほるぷ出版
4人のおばけたちは、新聞で読んだ「ネス湖のかいじゅう」に会うためにスコットランドに出かけます。うれしいことにガイド役のおばけとも出会えて、かいじゅう探しに出発です。さて4人はネス湖のかいじゅう、ネッシーに会えるのでしょうか。そして捕獲した小さな「かいじゅう」とは?
ちょっと間の抜けた、愛らしいおばけたちは、きっと子どもたちに好かれることでしょう。絵本のコマ割りもユニークで楽しい絵本です。
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