9月のオススメ

本の紹介

 ひと月の夏休みを終えて、おひさまぶんこが再開しました。今まで通り、毎週水曜日の午後2時から4時までです。どうぞご利用ください。

 先日、再開を前に、蔵書の埃をはらい、棚をきれいに拭きました。新しい本もいくつか登録しました。スタッフのスキルも少し上がったかな。皆さんがチェックしてくださいね。

 さて、今月は「月」の本を2冊ご紹介します。実は2年前の9月にも「月」の本を取り上げているのですが…本当にたくさんあるので、毎年ご紹介しても何年かかるかな、という感じです。今回は、月らしくない月です。

 「つきよのキャベツくん」 長新太作 文研出版

 ご存知、「キャベツくん」シリーズの1冊。キャベツくんとブタヤマさんの掛け合いもパワーアップ。突拍子もない登場人(?)物と出会ったキャベツくんたちの禅問答的なやりとりをお楽しみください。「つきよの…」なのに、月がなかなか出てこないところも要チェックです。

 「うそつきのつき」 内田麟太郎作 荒井良二絵 文渓堂

 こちらもまた、不思議な世界です。「えっ、月でしょ?」明らかに月なのに、「おじさん」を貫き通すのはどういうこと?言葉遊びとともに、楽しんでいただければと思います。言葉のおもしろさがわかるお兄さん、お姉さん向きかもしれません。