11月のオススメ
夏休み以降、しばらく本の紹介をお休みしてしまいました。スタッフの事情でなかなかコンスタントにアップロードできませんが、「紹介しなくちゃ!」ではなく、「あぁ、紹介したいなぁ…」というゆるい気持ちで続けたいと思います。気まぐれ的になってしまいそうですが、どうぞご容赦ください。これからも出来るだけたくさんの作品を新旧取り混ぜてご紹介していきます。
今月は2冊、どちらも少し古い海外作品、そして兄弟、家族をテーマにしたお話です。どちらもすでに絶版本です。ぜひおひさまぶんこでどうぞ!
「アントニーなんかやっつけちゃう」 ジュディス・ヴィオースト作 アーノルド・ローベル絵 渡辺茂男訳 文化出版局
おにいちゃんのアントニーから、日々理不尽な扱いを受けている「ぼく」。アントニーを越える様々なことを次々に思いついていきます。キーワードは「むっつになったら」。果てしなく広がる「ぼく」の妄想をお楽しみください。1979年刊行。
「いたずらノラ」 ローズマリー・ウエルズ作 大庭みな子訳 文化出版局
3匹姉弟の真ん中のノラは、いつもかまってもらえずに、つまらない思いをしています。いろいろと悪さをして家族の気を引こうとしますが、うるさがられるだけ。ついにノラは…シンプルですが、とても愛らしいイラストが印象的です。こちらは1977年刊行です。
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