1月のオススメ
新年あけましておめでとうございます。
今年もおひさまぶんこでは、絵本、お話の世界をご一緒に楽しみたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
例年以上に、寒さの厳しい年末年始となりました。感染症の心配もあり、いつもよりちょっとピリピリした感じのお休みだったかもしれません。どうぞ、日々元気に過ごすことができますように。
さて、1月のオススメ本は2冊です。
「ばばばあちゃんのおもちつき」 さとうわきこ作 佐々木志乃協力 福音館書店
福音館の「こどものとも」「かがくのとも」で人気のばばばあちゃんとお餅つきをしましょう!臼と杵がなくても、餅つき機がなくてもおいしいお餅が作れます!…ばばばあちゃんの回し者ではありませんよ。でもこの本に沿ってやってみると、できてしまうのです。もう十数年前になりますが、おひさまぶんこでも、この絵本のレシピを見ながらお餅つきをしたことがあり、大好評でした。実践してみたらもちろん楽しいですし、「ふ〜ん、そうなんだ!」と眺めるだけでも楽しい作品。ばばばあちゃんのお料理の本は他にもありますが、1月のオススメはやっぱりこれになりました。
「へびのクリクター」 トミー・ウンゲラー作 中野完二訳 文化出版局
2013年は巳年!ということで、へびの本をご紹介します。へびの絵本はいろいろ出ているのですが、おひさまぶんこの蔵書では、数冊です。その中の一押しが、トミー・ウンゲラー作品。先日は「すてきな三人組」をご紹介しましたね。これはまたひと味違った楽しいお話です。
フランスに住むボドさんのもとにブラジルの息子から届いた丸い箱、お話はここから始まります。ボドさんとクリクターの日常…ボドさんの愛情とそれに応えるクリクターの心温まるお話です。
黄緑と黒、そして余白の白。シンプルな色づかいに細い線画。パッと見ると地味な絵本に感じられるかもしれませんが、どうぞゆっくり眺めてください、とても豊かな気分になれる作品だと思います。二人、いえ一人と一匹のゆったりした生活をご一緒に楽しんでください。
☆そうそう、忘れるところでした。前回のブログの最後に出した問題の答えです。簡単工作のサンタクロースの鼻に使用しているものは…
「フーセンガム」でした!写真のサンタクロースにはグレープ味のガムを使用しました。
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