11月のオススメ
寒くなってきました。インフルエンザの予防接種をした、という声を聞くようになり、冬が近づいていることを肌で、目で、そして耳でも実感する今日この頃です。皆さまが健康に過ごせますよう、お祈りしています。
今月も2冊の本を紹介いたします。
「ももんちゃん あーん」(ももんちゃん あそぼう) とよたかずひこ作 童心社
ライオンさんにおにぎりをあげた、ももんちゃん。ちょっと期待して大きな口をあーんと開けていると… ももの形のお顔のももんちゃん、中華饅頭の「桃まん」を想像してしまいますが、とてもかわいいです。赤ちゃん向けの絵本ですが、大人が読んでも十分に癒されます。
「ももんちゃん あそぼう」シリーズで十数冊刊行されていますが、おひさまぶんことしては、最初の1冊。折りに触れて増やしていきたいと思っています。
「すてきな三にんぐみ」 トミー=アンゲラー作 いまえよしとも訳 偕成社
今さらご紹介するまでもない名作ですが、ダークな表紙が冬に向かうこの季節に合うような気がしたので、取り上げることにしました。
黒マントに黒い帽子の三人組、夜な夜な人々をおびやかし、お宝を奪うどろぼうです。ある日彼らが襲った馬車に乗っていたのは、小さな女の子。さらってアジトに連れ帰ったところから三人組の運命が変わっていきます。
小さいお子さんの中には、怖くて読めない…というお子さんもいるかもしれません。(何を隠そうスタッフの娘がそうでした!)お母さん、お父さん、どうぞお子さんを膝にのせてしっかり抱きしめつつ、読んであげてください。最初の印象だけで、こんなすてきなお話をスルーしてしまうのはあまりに残念です。最後まで読んで、親子で感動していただけたらいいなぁと思います。(実際のところ本がかなり大きいので、お子さんを抱きしめながら読むのは難しいかもしれませんが…^^;; )
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