１２月のテーマ
今年も残すところわずかとなりました。１２月になっても２０度を超えるような日があって、いまひとつ実感がわかないのですが、それでも冬は確実に本格化しています。何かと忙しいこの時期ですが、ちょっと一休みの時にはお茶を飲みながら絵本を１冊、というのはどうでしょう？気持ちが豊かになります。…といっても現実にはなかなかむずかしいのですが、せめてそんな心持ちではいたいものです。
さて、ちょっと遅くなりましたが、１２月のテーマは「いれる・だす」です。この言葉から、どんな想像をなさいますか？１２月なら大掃除、クロゼットの中味を出したり入れたり…今年溜まりに溜まったものを、家の中から、または自分自身の中から出して、来年新しく入れる場所を用意するなんていうのは、大人の発想ですね。
絵本の中には、「おしいれ」「ひきだし」「れいぞうこ」等、身近に入れる・出すを行うものが出てきます。自分が入っちゃったり、とんでもないものが出てきたり、「いれる・だす」は、新しい出会いや冒険のスタート地点です。わくわく気分がいっぱいです。絵本の主人公たちと一緒になって楽しみたいですね。
季節がら、クリスマスの絵本も読めたらいいなぁと思っています。